
2012年01月08日
เงินปีใหม่(お年玉)
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
こちらのブログでは、今日が今年の初更新になってしまいました。
さて、もう正月早々から更新を・・と思っていたのですが、なかなか順番が回って来ず、ようやく今日の更新なので少し遅れた内容ですが・・・。
今年の我が家は、1日つまり元旦を休みとし、それ以外はいつも通りの営業でしたが、今年も恒例の親族集合の新年会は昨年末から早々に計画されており、今年は2日の夕方から集合・・と主人が兄弟はもちろん、親戚の主人の従兄弟関係などにも声を掛けており、その晩の会場となった義母の家には、合わせて十数人の兄弟・親戚とその家族が集まり、ごった返しました。
まあ、主人たちの目的は、親戚が顔を合わせて親睦を深める機会・・・という名目ですが、結局は自分たちが宴会をして楽しむのが真の目的なので、私たちは出来れば行きたくないくらいなのです。
だから、長男や次男は顔には出さずとも、内心面倒くさがっていましたが、長女の目的は他にありました。
正月に子供が楽しみにする・・と言えば、お年玉。
そう!普段からあれもこれも欲しい・・といろんな物欲に悩まされている長女には、臨時収入を得る最大のチャンスだったのです。
基本的にタイでは、「お年玉を上げる」という習慣がありません。
・・というか、日本のように国民的習慣にはなっていないのです。
だから、「お年玉袋」などというものも存在しません。
私の記憶では、最初にタイに来た頃は、この新年会でも、「子供にお金を上げる」などということをしたことがなかったので、タイでは「クリスマスと正月はない」と言うのが私の記憶に刻まれたのですが、ここ何年か主人たちが飲んでいる席で、酔った勢いか、子供たちにいくらかずつか、お金を渡すようになりました。
我が家の子供たちには、私が毎年「日本にいたら貰えるはずだから」と言って、私のへそくりの中から、「お祖母ちゃんがくれたんだよ。」と言う名目で、お年玉を上げていました。
そうしたら、今年は主人が、「今年の正月のเงินปีใหม่(お年玉)はどうする?いくらずつ上げようか?」などと言い出してきたので、正直驚きました。
でも、子供たちの価値を親への貢献度で計る主人は、長男には500バーツ、長女と次男、末っ子のミックには200バーツで十分だ。」と言うのです。
私は子供たちは誰でもそれぞれ同じに愛しているので、こういう「年齢」ならともかく「働きで金額に差をつける」という考え方は納得が行かないのですが、ここで反論するとせっかく少しでも子供にお金を渡す気になった主人が機嫌を損ねて「やらなくてもいい!」などと言い出すと困るので、ここはこれで、そのほかに毎年の私の側からのお年玉を上げることにして、納得しました。
ところが!この当日の宴会の席で、主人は会場に来ている他の親戚の甥や姪たちにも一人ずつ「เงินปีใหม่(お年玉)」を上げたのですが、その金額が、我が家の長女たちと同じ・・・。
そう、その親戚の甥、姪たちにも200バーツずつを渡したのです。
私は、何とも納得が行きませんでした。
確かに、主人が思うほど働きが良くないけれども、助けてくれることもあるし、何と言っても自分の子供なのに、200バーツ。
確かに主人には身近なのかも知れないけど、年に数回合うかどうかの親戚の子供たちにも同じ200バーツ・・・・。
私は甥や姪なんて100バーツでもいいのに・・。
その分、自分の子供に増やしてくれればいいのに、いや、甥や姪に200バーツでも300バーツでも構わないから、わが子たちにはせめて500バーツくらいにすればいいのに・・。
なんで、自分の子供にケチるのか、親戚の子供に寛大なのか?
私はこういうタイ人の親戚との距離感覚が、頭では分かっているつもりでも、未だに納得出来ないのです。
まあ、それは、その親戚が全て主人の側だからかも知れませんが・・・。
というわけで、せっかく長女が期待していたお年玉は、今年は表面上、200バーツで終わったようです。
他に、「日本のお祖母ちゃんから・・」ということにして、私から別に渡しましたが、これは主人に内緒です。
また、余計なお金があると分かると、いつ他の誰かに貸したいとも言い出しかねないので・・・。
そういえば、先日ようやく売れたロット・タイ(『イサーンに埋没中』 http://mic.namjai.cc/e66134.html・参照)のお金も、数日後に、さっそく義母が、「誰かに貸したいから・・・」と言って、半分の金額(15万バーツ)を借りて行きました。
いくらかの利息を取るつもりですが、こうして利息どころか元金さえ返って来ないお金もまだまだあるのに・・・。
本当に、こういう余計なお金があるとすぐに儲け話(損をすることの方が多い?)を思いつくので困ります・・・。

あけましておめでとうございます!のミック
タイ田舎生活の日常を描いた、姉妹ブログ『イサーンに埋没中』も併せてお楽しみください。
より深い日常タイ語への理解のために・・・ランキングに参加しています。

こちらのブログでは、今日が今年の初更新になってしまいました。
さて、もう正月早々から更新を・・と思っていたのですが、なかなか順番が回って来ず、ようやく今日の更新なので少し遅れた内容ですが・・・。
今年の我が家は、1日つまり元旦を休みとし、それ以外はいつも通りの営業でしたが、今年も恒例の親族集合の新年会は昨年末から早々に計画されており、今年は2日の夕方から集合・・と主人が兄弟はもちろん、親戚の主人の従兄弟関係などにも声を掛けており、その晩の会場となった義母の家には、合わせて十数人の兄弟・親戚とその家族が集まり、ごった返しました。
まあ、主人たちの目的は、親戚が顔を合わせて親睦を深める機会・・・という名目ですが、結局は自分たちが宴会をして楽しむのが真の目的なので、私たちは出来れば行きたくないくらいなのです。
だから、長男や次男は顔には出さずとも、内心面倒くさがっていましたが、長女の目的は他にありました。
正月に子供が楽しみにする・・と言えば、お年玉。
そう!普段からあれもこれも欲しい・・といろんな物欲に悩まされている長女には、臨時収入を得る最大のチャンスだったのです。
基本的にタイでは、「お年玉を上げる」という習慣がありません。
・・というか、日本のように国民的習慣にはなっていないのです。
だから、「お年玉袋」などというものも存在しません。
私の記憶では、最初にタイに来た頃は、この新年会でも、「子供にお金を上げる」などということをしたことがなかったので、タイでは「クリスマスと正月はない」と言うのが私の記憶に刻まれたのですが、ここ何年か主人たちが飲んでいる席で、酔った勢いか、子供たちにいくらかずつか、お金を渡すようになりました。
我が家の子供たちには、私が毎年「日本にいたら貰えるはずだから」と言って、私のへそくりの中から、「お祖母ちゃんがくれたんだよ。」と言う名目で、お年玉を上げていました。
そうしたら、今年は主人が、「今年の正月のเงินปีใหม่(お年玉)はどうする?いくらずつ上げようか?」などと言い出してきたので、正直驚きました。
でも、子供たちの価値を親への貢献度で計る主人は、長男には500バーツ、長女と次男、末っ子のミックには200バーツで十分だ。」と言うのです。
私は子供たちは誰でもそれぞれ同じに愛しているので、こういう「年齢」ならともかく「働きで金額に差をつける」という考え方は納得が行かないのですが、ここで反論するとせっかく少しでも子供にお金を渡す気になった主人が機嫌を損ねて「やらなくてもいい!」などと言い出すと困るので、ここはこれで、そのほかに毎年の私の側からのお年玉を上げることにして、納得しました。
ところが!この当日の宴会の席で、主人は会場に来ている他の親戚の甥や姪たちにも一人ずつ「เงินปีใหม่(お年玉)」を上げたのですが、その金額が、我が家の長女たちと同じ・・・。
そう、その親戚の甥、姪たちにも200バーツずつを渡したのです。
私は、何とも納得が行きませんでした。
確かに、主人が思うほど働きが良くないけれども、助けてくれることもあるし、何と言っても自分の子供なのに、200バーツ。
確かに主人には身近なのかも知れないけど、年に数回合うかどうかの親戚の子供たちにも同じ200バーツ・・・・。
私は甥や姪なんて100バーツでもいいのに・・。
その分、自分の子供に増やしてくれればいいのに、いや、甥や姪に200バーツでも300バーツでも構わないから、わが子たちにはせめて500バーツくらいにすればいいのに・・。
なんで、自分の子供にケチるのか、親戚の子供に寛大なのか?
私はこういうタイ人の親戚との距離感覚が、頭では分かっているつもりでも、未だに納得出来ないのです。
まあ、それは、その親戚が全て主人の側だからかも知れませんが・・・。
というわけで、せっかく長女が期待していたお年玉は、今年は表面上、200バーツで終わったようです。
他に、「日本のお祖母ちゃんから・・」ということにして、私から別に渡しましたが、これは主人に内緒です。
また、余計なお金があると分かると、いつ他の誰かに貸したいとも言い出しかねないので・・・。
そういえば、先日ようやく売れたロット・タイ(『イサーンに埋没中』 http://mic.namjai.cc/e66134.html・参照)のお金も、数日後に、さっそく義母が、「誰かに貸したいから・・・」と言って、半分の金額(15万バーツ)を借りて行きました。
いくらかの利息を取るつもりですが、こうして利息どころか元金さえ返って来ないお金もまだまだあるのに・・・。
本当に、こういう余計なお金があるとすぐに儲け話(損をすることの方が多い?)を思いつくので困ります・・・。

あけましておめでとうございます!のミック
タイ田舎生活の日常を描いた、姉妹ブログ『イサーンに埋没中』も併せてお楽しみください。
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