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Posted by namjai at

2012年09月21日

長男の大学受験〜始まり

 今日から、長男の大学受験が始まった。

 いや、正確に言うと来たる23日の日曜日が受験日なのだが、会場がバンコクのムアントーンタニーなので、会場の下見も兼ねて今日から3泊の予定で出掛けたのである。

 今朝7時過ぎに家を出て、9時過ぎにチャイヤプムのバスターミナルから、バンコク行きのバスに乗ったという長男から、宿泊先のホテルに着いたと連絡があったのは、ついさっき、夜の9時過ぎのことだった。


 チャイヤプムからバンコクまでの所要時間は、普通片道5〜6時間程度。普通に考えれば何があったのか?という時間だが、バンコクのモーチットでバスを降りてから、ムアントーンタニー付近のホテルに向かうまでの路線バスで渋滞にハマり、ほとんど動かないようなバスの中で、時間を過ごしたらしい。


 さすがは、バンコク。
何かの統計で、「三大渋滞都市」に名前が挙がって居ただけのことはある。
 長男たちも、初日にしてバンコクの洗礼を受けたようだ。
田舎育ちの長男たちには、かなりのショックだっただろう。


 ところで話は変わるが、この長男が受験に出掛けている間に、今更ではあるが長男がネットから録画して勉強している「フリーネット受験のツボ講座」のようなものを、長男に代わって録画するよう頼まれたのだが、この講師陣たちがすごい!

 チュラローンコーン大学などの有名大学出身の若手講師陣ばかりなのだが、その人たちがそれぞれ、数学、タイ語、物理、英語(会話)、英語(文法)、化学、地学、生物などに別れて受験頻出問題の集中講座をやっているのだが、どの講座を見ても、出て来る講師が皆、「オカマ」もしくは「ゲイ」。
 つまり、性別上は男性ではあるが、一般的な男性がいないのである。

 
 これは主催者の趣味か?と疑いたくなったが、長男曰く、チュラーは「オカマ」と「ゲイ」が非常に多いのだとか。

 主人はこの手の顔立ちのいいオカマやゲイを見ると、「せっかく顔もいい男なのに、女性を相手にしないなんてもったいない…」と、まるで自分に無い物をねだるかのように残念がるのだが、これも彼らの嗜好なのだから仕方がない…、別にゲイだろうがオカマだろうが、人間に変わりはないのだから、構わないではないか…と私は思う。

 話は戻るが、講師の名前も英語の「ティファニー先生」とか、数学の「トゥントゥン先生」とか名前も可愛いので笑ってしまう。

www.clickforclever.com

 ここで、学科を選んでクリックすれば、ティファニー先生たちに会える。

 タイの若き秀才たちは、こうして大金を稼いでいるのだな…と感心してしまう。


 
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Posted by バットニャオ at 01:40Comments(6)タイでの子育て

2012年09月09日

長男の大学受験〜後編〜



  
           日本人なら分かる!かと思いきや…。  


 さて、こうして一日1時間のペースで、長男と私の日本語勉強の時間が始まりました。

 かなりひらがなが多いものの、所々には漢字も出現。
確か小1小2レベルの漢字の本などを買って、勉強したこともあったな…などという感傷に浸っている場合ではなく、その頃は書けたかも知れない、基本的な漢字もほんのいくつかしか読めない状態でした。

 これでも、昨年の4月頃にはこの試験に備えてか、タイ人向けの『漢字辞典』と言う、分厚い辞典を買って来て、夏期休暇中の家の手伝いの合間に、一日5個と決めて覚える練習をしていたのでした。

 まだ覚えていたのは、山や木、田などの基本中の基本。
問題の文章中に、村とか森、林などが出て来るだけで、「う〜ん…」と頭を抱えていました。


 それでも毎日勉強する中で、少しずつは記憶に残る漢字も出て来たらしく、「村田」とか、「山中」などと言う、登場人物くらいは自力で読めるようになりました。


 まあ、これは漢字の書き取りテストでなかったのが幸いでした。
本番で、もし読めない漢字が出て来ても、前後のひらがなをよく読んで、想像力を駆使すれば、かなり正解出来る可能性も高いように感じました。

 長男の利点は、日本語の会話の流れを読んで、助詞や接続語をほぼ正確に答えられる事です。

 この10年、私もそれほど日頃から日本語で話すより、タイ語になってしまう事が増え、そういう、外国人学生などには理解し難く、覚えにくい接続語などを正確に使えるか…という事には不安がありました。

 しかし、長男は兄弟の中でも一番日本生活が長かったので、物心ついてから誰よりも長い期間日本の生活に馴染んでいたし、会話だけでなく学校で字も習う機会があったので、日本語に親しんでいました。

 そのせいか、こちらに来てからも日本のアニメや漫画には特に関心が強く、中学生になってからは、友人からの影響もあり、自分で日本のアニメや漫画を買い漁りよく見ていたらしく、私が驚くような、小学生では使わないような単語も覚えていて、私の想像をはるかに上回る知識でした。

 中でも、今でも大好きな遊戯王カードなどの解説をじっくり読んで理解し、タイ語に訳しているので、「魔法」だとか「融合」、「死者蘇生」などと言う言葉まで知っています。

 
 まあそんな調子で、最初は辿々しかった例題の文章を読むのにも慣れ、とりあえず昨年の試験問題100題を終えた長男。
 続いて一昨年の問題に取り組んでいます。

 
 ところが、仮にも学生時代は日本語学科で日本語教授法などを勉強していた私ですが、このイサーンに埋もれて早10年…。

 私自身の日本語能力があやしくなって来ていることが分かりました。

 日本人なら誰でも出来そうな問題なのに、100題の中で2、3問の答えにどうも自信が持てないものがあり、長男に「どうだろうね…?」と聞き返す始末。
結局二人で、終わりの方の回答と解説のページで確認すると言う、情けない先生でした。


 PATの試験は来月10月に行われるそうで、残すところ後一ヶ月を切っています。
 
 この小さな努力が少しでも実を結んで、長男の大学受験に良い結果をもたらすように、祈るばかりです。

 

 

 
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Posted by バットニャオ at 02:17Comments(7)タイでの子育て

2012年09月08日

長男の大学受験〜前編〜

 前回の更新から、もうすぐひと月が経とうとしています。

 もともと更新頻度が高くないこのブログですが、今年は長男がいよいよ大学受験という事もあり、先月から、私の寝るまでの自由時間に、一つ大事な時間が組み込まれることになったのです。

 長男は理系で物理や化学などが専門なので、もう現役を離れて20年、ただでさえ高校の物理なんてもうチンプンカンプンな私ですが、さらに当然の事ながら全部タイ語なので、もちろん私が教えるなんて出来ません。(長男も期待してませんが…。)

 
 今回、私が担当するのは、何と『日本語』

 当然と言えば当然なのですが、チャイヤプムの高校では、今のところ日本語を第2外国語、第3外国語として開講しているところはなく、長男が「日本語を教えてくれ」と言い出したのは、私にとっては以外でした。

 
 よくよく話を聞いてみると、受験の科目に「PAT」と言うのがあって、この中には、数学とか、外国語などが選択出来るようになっており、それを受験すると、受験の総合点に加算される…ということらしいのです。

 ですから、必須の科目以外に、自分の能力を示すために付加するテストという位置づけのようです。


 まあ、もともと母親が日本人なのだから、日本語が出来て当たり前と思う人もいますが、ここタイで日本人らしい日本語を使えるように育てるには、それなりの努力が必要です。

 それを実践していらっしゃる素晴らしいお母さんも居ますが、私は「タイでタイ人として育てたいって言うんだから、タイ語が出来ればいいでしょ。」と主人の決定に内心反発して意地になっていたのと、店を開業して以来、本当に育児と言えば最低限の食事や洗濯など生活に必要な事しかする時間がなかったので、本当に子供に日本語を教えようと言う姿勢もありませんでした。
 
 いつも、親戚などに会う度に、「子供に日本語教えなくちゃダメだよ。せっかく日本人のお母さんがいるんだから。」などと言われても、「言うのは簡単だけど、そんなに簡単なもんじゃないのよ。大体そんな時間なんてないんだから。」と内心反論していたものでした。

  
 そして、今回の長男の日本語学習の時間。

 主に大学受験の過去問を読みながら進めているのですが、私の認識では長男の日本語能力は幼稚園並、小学校に入ってからは、一応1年生の最初の1ヶ月間と、2年生の最初の3ヶ月間だけ学校に通った程度でした。

 だから、タイに来てしばらくは漢字なども練習したのですが、タイに慣れて来るにつれ、私が忙しくなってくるにつれ、日本語からはまったく離れてしまったのです。


                                〜つづく〜




        これがタイ人高校生向け大学受験の日本語試験問題


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Posted by バットニャオ at 02:55Comments(2)タイでの子育て