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ナムジャイブログ
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2011年12月08日

今年もやってきました。

 このところ、いつも以上にすっかり更新が滞っていた当ブログですが、その経緯はコメントでも指摘されたように、すっかりタイ人化した言い訳の連続になってしまったので、こちらでは省略して、気を新たに更新を開始したいと思います。


 さて、今年もやってきた・・というのは、この時期、秋の収穫の前後になると、こういう田舎では、あちこちの市町村単位で、それぞれの土地神様を祭ったお祭りが次々と行われます。

 まず、我が家が行くのは、オークパンサーのすぐあとに行われる、主人の実家のお寺の寄付集めのためのお祭り。

 これは、「トート・カティン」「ブン・ドゥアンサーム」などと呼ばれ、このお祭りで色々なオークションや寄付を募り、いつも以上にお寺への寄進が増加します。
 お寺は、そんなに儲けてどうするの?・・・と思われそうですが、この少しでも多くの人出を集めるために、お寺の境内で「リケー」と呼ばれる伝統喜劇や、ここイサーンでは欠かせない方言を使った歌有り、踊り有りの喜劇「モーラム」、そして最新の劇場版映画などを屋外の巨大スクリーンで公開したり・・・と、かなりの投資をするので、実際のところそれほど大した収入にもならない、地元貢献型のお祭り・・という気がします。


 そして今年は、今までは行ったことがなかったのですが、我が家から主人の実家に行く途中のチャトラットという町のガーン・ジャオポーまで行くことになりました。

 今までは、隣町のお祭りなので、わざわざ30キロの道のりを行くほどのことはしなかったのですが、今年はバンコクの洪水の影響で、我が家に来ていた運送屋が一月の休業の末、廃業してしまい、直接家の前まで配送してくれる業者がなくなってしまったので、隣町まで定期的に荷物を取りに行くことになってしまいました。
 そのため、荷物を受け取ってくれる主人の友人宅に行くついでに、お祭りを見てきただけなのです。


 初めて行ったチャトラットのお祭りは、さすがに市の発展度が違うため、我が市のガーン・ジャオポーより大規模な気がしました。
 この市のジャオポー(建市の父?)は、中国人だということで、入り口のジャオポーの祠の真ん前に設置された大舞台では、なんとタイなのに、中国語劇が上演されていました。

 はっきり言って、タイ語しか解からないタイ人には理解できません。
中国語を話しながら育った二世・三世でも、あまり解からないそうです。
それなのに、中3の長女の友人は、毎年、舞台の最前列で観覧し、何が面白いのか、大笑いして見てしまうそうです。
上演内容は悲劇なのに・・・。

 まあ、そういうよく解からないタイ人のいまどきの若者の話は置いておいて、そこを入って行くと、その前の週に、主人の実家の村のお寺祭りで、ミックが2時間くらい粘ってやり続けた、「射的」
がありました。
 しかも、よく見るとその射的屋さんのおばさんに見覚えがありました。
そう、先週主人の実家に行ったときの射的屋と同じ人たちだったのです。
 向こうも、こんな5歳のちびっ子と中3の娘、その母親という組み合わせで、何度も何度も続けてやっていたので、覚えていたようでした。
そんな偶然(まあ、向こうは商売で各所のお祭りを回っているので、当たり前なのですが・・)に、娘が、

「今度、来月のうちの方のお祭りでも会うかな?」と言っていたのですが、今日、まだ完全にお祭りになっていない我が市のプレ屋台を見物に行ってきたら、やはり、予想通りいました、あのおばさんたちの射的屋が・・・。

 
 ・・・・思わず、すでに我が市のお祭りに話が突入しそうになりましたが、このチャトラットのお祭りについてまだ書き残したことがありました。

 ひとつは、恒例の「フアチャイ・ジャオポー」(竹竿などに電飾を飾っただけの、お祭りのオークションの最大の目玉。これを制したものは、その年のお祭りの王者になれる。)のオークション金額ですが、今年のチャトラットの競り落とし金額は、何と30万バーツ!!

 昨年、我が市でも異例の10万バーツが出ましたが、さすがチャトラットは桁が違う・・・。
競り落としたのは、土建屋をやっている国会議員の弟だとか・・・。
 
 やはりお金があるところにはある。
私にしてみれば、ただの竹竿に電飾なのですが、それが名誉なのですね。


 それから、話は変わりますが、子供たちが乗った移動遊園地のジェットコースター。

 こういうのは、何でも作りが危なげで子供を乗せるのは心配なのですが、今回のは本当にこれでいいのか・・・?
というものを見つけてしまったので、これは是非皆さんに見せたいと写真を撮って来ました。

今年もやってきました。


今年もやってきました。



 このジェットコースター、携帯式なので鉄パイプをその場で組み立てて完成するのですが、ナットが一個見つからなかったのか、とりあえずキーム・ロック(すみません、我が家でも売っているのですが、日本語が出てきません・・・)で、挟んで留めて置こう・・・ということか、いつもこれで済ませているのか・・・。
 絶対に安全性を疑ってしまう出来事でした。
ここは、下にタイヤがあってジェットコースターを引き上げて行く場所なのですが、この下には、こういうタイのエンジン使用物にはお約束の「KUBOTA」のエンジンが隠れています。

 こういうお祭りでは、エアー・クッションの遊具や、ミニ鉄道、回転木馬など・・・何でも、このKUBOTA製エンジンが欠かせません。


今年もやってきました。


下で目を光らせるように潜んでいるのが、そのKUBOTAエンジンです。

 ということで、我が市のガーン・ジャオポーは、9日から始まります。

 次回は、その様子を書きたいと思います。


 
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Posted by バットニャオ at 01:42│Comments(2)
この記事へのコメント
今日は。
 「ガーン・ジャオポー」とは、何処でしょうか。
 例の大きな池の側の「祠」の有るところでしょうか。

 あそこですと、9日(金)から始まるとなると、明日の夜からまた騒音が暫し続きますか。
 騒音などという叱られますね。楽しみなんでしょうね。待ちわびていたりして。

 遊具の安全性は、二の次なのでしょう。先ずは、金儲けが先で、事が起こればその次に対処する。いい加減さがにじみ出ています。

 (こちらに来た時は、お気軽に何も気にしないで寄ってください。お待ちしています。)
Posted by 阿羅漢 at 2011年12月08日 12:13
こんばんは!
と言っても、もうすぐ朝ですが・・・。

阿羅漢さんの思われた祠は、チャイヤプムの「ジャオポー・パヤレー」のことですよね。
今回の我が市のジャオポーのお祭りは、そちらのお祭りとは比べ物にならないほどの小規模なものです。
確か、チャイヤプムのガーン・ジャオポーは来月(1月)の12日前後ではないですか?
そちらは、一週間くらいやっているので、毎日騒々しくて大変ですよね。

他にも危ない・・というか見ていて冷や冷やする遊具やゲームばかりでした。
射的は的に当たらず跳ね返った弾が、見ている子供の顔や額に当たったりして・・。
今回、トランポリンもあったのですが、トランポリンの周囲は普通の道路(アスファルト)。調子に乗って跳ね回って何人も同時に遊ぶので、そこから地面に落ちたら・・。頭蓋骨や頚骨骨折で一生ダメになるかも・・・などと想像して恐ろしくなりました。下にマットとかいう考えは全くナシ。しかも大きい子供も小さい子供も一緒くたに跳ね回っている。ジャンプした大きな子に踏まれたら、内臓が破裂しないか・・・などとこれまた妄想は膨らむばかり・・・。
案の定、勢い余って落っこちた子もいましたが、足から落ちたらしく、平気な顔で戻っていました。
でも、いつ死傷者が出ても不思議ではないのに・・。怖いです、無責任なタイ人。
Posted by バットニャオ at 2011年12月11日 04:30
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