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2010年01月09日

今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。

今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。

 
                  素朴な学校の集会場で行われます。   
                   
今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


                「ワン・デック・ヘンチャート」のタイトルの下には、
                    アピシット首相のお祝いの言葉。




 本日、1月9日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。
「ワン・デック・ヘン(グ)・チャート」は後ろから「チャート」(国家)、「ヘン(グ)」(~の)、「デック」(子供)、「ワン」(日)ということで、「国のこどもの日」という意味になります。

 本来なら9日なのですが、9日は土曜日にあたり、市などでイベントなどが催されるため、我が家の次男の通っている小学校は、昨日の金曜日に学校での「ワン・デック・ヘンチャート」のイベントを行いました。

 毎年恒例の「ワン・デック」のイベントですが、この日は普段は制服で通う学校に、普段着というより、この特別な日のために、普段着とは思えない「お出かけ着」で張り切って参加します。

 普段は制服姿しか見慣れない子供たちが、私服で勢ぞろいするので、普段とは違った楽しさがあります。

 それに、「こんな服、どこで調達して来たの?」というような、ルークトゥンのバックダンサーの衣装のようなドレス?で来る子もいますが、それも見物です。

今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


              多分、美容院の貸衣装だと思われるダンサー服

今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


              ここぞとばかりに、化粧もバッチリの幼稚園児


今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


              保護者の寄付によるお菓子の山。
              後でご褒美として、分けられます。
 

 学校からのお誘いの手紙に、「有志による寄付もお願いします」という一言が添えてあるために、皆、半強制的にお菓子などの寄付を差し入れます。
 我が家も数年前にやりましたが、オートバイで売り歩く、手作りアイスクリーム屋を買い占めて、子供たちにアイスクリームを振舞うという手もあります。(アイスクリーム一缶で600バーツでした。150人分くらい。)


 さて内容はというと、朝から駆けつけた地区の「อบต」(オーボートー=地区の行政機関)お偉方のお祝いの挨拶から始まり、校長先生の祝辞とお説教?、それから「良い子の役割」の歌を歌い、それぞれの学年に拠る(我が息子の学校は小さい村の学校なので一学年一クラスしかない・・)歌や踊り、劇等の発表会が延々と続きます。

 タイではよくありますが、この村の学校は幼稚園と小学校が一緒になっていて、まずは幼稚園児クラスの踊りの披露から始まりました。(タイの学校は、幼稚園+小学校中学校+高校が一緒という組み合わせが一般的です。)

今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


                幼稚園児とは思えない色っぽい踊りも・・。
                しかも衣装はヒョウ柄です。



今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


            この子の後姿も気になって、思わずシャッターを切っていた私。
            きれいな背中が眩しすぎます。若いって素晴らしい。





 我が小学校の先生は「ルークトゥン」がお好きらしく、バックミュージックはどれも「ルークトゥン」一色でした・・・。
「モーラム」でなかったのが唯一の救いですが、個人的には台湾ポップスは無理としても、韓国の「Wonder Girls」とか、「Girls Generation」の音楽とかだったら良かったのに・・と独り言。

今日は「ワン・デック・ヘンチャート」です。


                 タイ舞踊の踊り子たち


 一通りの学年の発表が終わると、学校の代表のタイ舞踊の踊り子たちが踊りを披露。
このタイ舞踊はほぼ毎日、放課後に厳しい練習を重ねています。
 
 彼女たちは、将来就職先が見つからなくても、バンコク辺りの、観光客向けレストランで働けそうです。
まさに「芸は身を助ける」です。
 私も、学生時代には、タイの学校のイベントなどで「日本の歌や踊りを披露して欲しい」と言われたことがありますが、もともと芸の無い私は、「ドラえもん」や「スキヤキソング(「上を向いて歩こう」)」が精一杯だったので、羨ましい限りです。

 
 と、こんな具合に進んだ毎年恒例の学校行事の一つですが、今回も何故か、ご指名を受けて、ご褒美の授与に参加させられました。
 やはり、こういうところでは、地域に一人しかいない「日本人のお母さん」は特別扱いがあります。
 
 それに普段、愛称でしか呼ばれていない私は、先生が覚えてくれた私の本名で「クン・メー〇〇子 〇〇〇〇」と呼んでくださったのに、慣れていないためかかなり焦ってしまいました。
 愛称がまかり通っているタイの社会ですが、学校では基本的に本名で呼ぶのです。

 先月の「ワン・ポー」(国王誕生日=父の日)、今月の「ワン・デック」、卒業式や入学式を除けば、「ワン・メー」(母の日)が学校の三大イベントです。

 今回は、ごく普通のタイの田舎の学校行事の様子でした。


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Posted by バットニャオ at 02:39│Comments(5)タイの学校
この記事へのコメント
ダンサー服はまだしも、ヒョウ柄はまだ20年早いのではないか、
と思いました。
Posted by ニヤーイニヤーイ at 2010年01月09日 12:25
美容院で、貸衣装やってる所があるんですか!?

けっこう儲かりそうですね。いろんな年中行事に使えそうですし、夜祭にも使えそう。
Posted by YoYo at 2010年01月09日 21:23
☆ クンメーはどんな格好で参加でしたか?
豹柄背中ばっくりのドレスですよね?
もちろんクリップピアスで。
Posted by ピヤポン at 2010年01月10日 04:40
うーむ、こういうところに豹柄予備軍が痛んですねえ。今年は寅年だということで、ことにこういうアニマル柄がはやる傾向にあるようですが、侮れませんね(笑)。


ぷんぷくさんの所にも書きましたが、子供のいない私は「ワン・デック」の催しは無縁で来ていますが、そのうちどこかのお子様をお借りして楽しんでみたいなあ。って言っているうちに自分が老化が行き過ぎて子供になっちゃったりして…
Posted by NAPPY at 2010年01月10日 22:15
日本の学校と随分と違いますネ!
タイ舞踊が踊れるなんてまたまた関心してしまいます。
近頃の日本人は日本舞踊も茶道・華道・香道なにも出来ません。

こういう場所では、パットニャオさんも地域の中では日本人となることもよくわかりました。
Posted by チャンドラ at 2010年01月15日 15:08
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