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2011年03月10日

次男の『チョンブリー校外学習』

 先月の下旬から、長男・長女の通う、中学・高校がそれぞれ学期末テストを終えて、3月、4月、5月の猛暑期間に向けた長期休みに入った。

 普通、一部のカトリック系の学校を除けば、タイの一般的な教育機関は、この4月を中心とした2~3ヶ月に及ぶ長期休みと、10月を中心とした3週間から一ヶ月程度の短期休みが連続した休みになる。


 ところが我が家の子供は4人いるので、幼稚園と小学校に通う次男・三男の小学校はまだ長期休暇に入っていないばかりか、いったいいつから休暇に入るのかさえ、知らされていない状況である。
 実は、先週も子供の送迎時に、三男・ミックの通う幼稚園のクラス担任の先生に、

 「幼稚園はいつから、休みに入るんですか? 小学校よりも早いですよね?」
と聞いたのだが、返ってきた答えは、

 「う~ん、そうねぇ。多分来週の7日か8日頃だと思うんだけど・・。」

 そして、昨日も、今日も、ミックは学校へ行った。今日はもう9日である。

 なぜ、学校の担任がそういう予定を把握できていないのか?
さすがは、「なるようにしかならない」タイランドである。
今更、これくらいのことに気を揉んでもストレスが溜まるだけなので、もう、今の私は、

 「まあ、いいか・・。そのうち休みに入るだろうし・・。朝送って行って、誰も来なくなったら、休みに入ったということだし・・・。」

 と、これくらいのんびり構えていないと、タイ人との生活は成り立たない。


 ところが、昨日、今年卒業する次男が持ってきたお知らせのプリントにはちょっと唖然とした。

 昨日8日の夕方に持ち帰ったプリントの内容は、『チョンブリー県校外学習のお知らせ』だった。

内容は、「バーン・ノーン・ムアン小学校では、小学3年生から6年生を対象に、チョンブリー県での校外学習旅行を計画しました。行き先はルワンポー・ソートーン寺、カオ・キヤオ動物公園、水族館、バーンセーン海岸。日程は来る3月11日(・・ってもう今日は8日の夕方なんだけど)、参加予定人数は児童96人、教師12人。児童は学校集合後、バス出発時間は3月10日木曜日の24時(・・・ってさらっと書くけど、夜中の12時じゃない・・)、学校到着予定時間は3月11日金曜日の24時(・・・って帰りも真夜中のお迎えか?大体、予定時間に着くわけないのに・・)です。以上の予定で、保護者が児童の参加を承認するか否かを書面にて回答ください。」

 というものだった。

 もうすでに、参加予定に入っているのに、今更許可もなにもないだろう・・と思うのだが、一応次男に聞いてみると参加したいそうなので、「許可」に印を付ける。
本当のところ、この手のバス旅行は、大事な乗客の命を預かっているにもかかわらず、無理な運転をするバスが多いので、送り出してから帰って来るまでが気が気ではない。
 そういう理由を書いて、許可したくなかったのだが、次男の小学校最後のクラス旅行なので、参加を許可した。

 それにしても、何が驚いたかというのは、この無理な日程、集合時間のことではない。
この程度はタイ人にとってはごく当たり前の時間帯だからである。

 それよりも、もう残り数日で卒業、中学受験を控えているこの時期に、何で、こんな思いついたような校外学習が浮上したのか・・である。
 
 校長先生か誰かが、テレビのドキュメンタリーか何か見て、急にチョンブリーのお寺や水族館に行きたくなったのか?
以前の、幼稚園の遠足ではないが、相変わらず、計画性のない、行き当たりばったりの学習計画である。
この前の幼稚園の遠足では、行き先が飛び入りで追加追加され・・・結局、夕方明るいうちに学校到着予定のコラートへの日帰り遠足が、夜8時過ぎの到着になってしまった。
 
 今回の次男の日帰り旅行も、学校到着時間の夜中の12時はまず無理だろう。
車で10キロほどの距離なので、一応、その時間には行ってみるつもりだが、午前様は確実、もしかしたら明け方の到着になるかも知れないことを覚悟の上でのお迎えになるだろう。

 それでも、無事帰ってくれば、それでいいのだ。
何故なら、ここはタイなのだから・・・。


次男の『チョンブリー校外学習』
  もうすぐお別れの同級生たちと


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Posted by バットニャオ at 02:53│Comments(5)タイの学校
この記事へのコメント
バンセンビーチは日の出日の入りがとても綺麗なところですよ☆
タイドリゾートというホテルに何度か滞在したことがあります。(日本人は見かけませんでしたが)
でも、この頃チョンブリの街中は日本人がワンサカ増えた様子です。

でも、なぜイーサンから受験前にチョンブリに行くのか?疑問ですね。

それに、私も「タイ人特有の予定の立て方や時間の感覚にはストレスが溜まり、病気になりそう」でした。
なぜあんなにルーズでいられるのか理解不能です。
はなから相手の予定を無視して、自分本位にしか物事を考えない民族性にヘキヘキしました。

今回の旅行もいったい何時に帰宅されるのか、運転手さんの運転も含めて心配なことだと思います。
後日談を楽しみにしています。
Posted by チャンドラ at 2011年03月10日 10:20
バットニャオさん、こんにちは!
結構大きなイベントでしょうに、スケジュールも告知スケジュールもすごいですね。日本だと間違いなくあるだろうクレームなんて、多分特にないのでしょうね。
しかしチョンブリまで何時間かかるのでしょう、子供たちは楽しそうですけど、お母さんは心配でしょうね。
Posted by miromiro at 2011年03月10日 13:23
☆ 日帰りですか。
そのお寺はチャチェンサオ県ですか?
日帰りのルートとしては無謀ですね。
時間がわかれば私が合流出来る地区です。
私の家の住所はチョンブリ県ですから。
Posted by ピヤポン at 2011年03月11日 06:59
1.ディック君、元気でお帰りになったものと存じます。また、ご感想などお聞かせください。

2.「行き当たりばったり、無計画性」は日本の行政の十八番です。今回の大震災・原発事故でも「想定外のことが発生した」などといっていますが、関東大震災程度のマグニチュード以上の想定をすると予算オーバーになるので、根拠なしに、想定から外しただけの話。」しかも「オレは天下の大秀才」と思いこんでいる某大法学部OBの倶楽部組織がそんなことを言ったり、やったりしているのですから始末に負えません。
Posted by p_tak at 2011年03月15日 16:00
コメントを下さった皆様、お返事遅れてすみませんでした・・。

チャンドラさん、こんばんは!
バンセーンなどにお詳しいのですね。
お友達の実家とかがそちらなのでしょうか?
たまにならいいですが、毎日こういう生活なので、いちいち気にしていたら、ストレスで胃に穴が開いているでしょう・・。


miroさん、こんばんは!
そうなんですよ。
参加許可のための用紙には、出発時間と到着予定時間が書いてあるだけ。
行き先も名前だけ・・。
いったいどこをどう回るのかも書かれていないし、それよりも行く本人たちも行ってから考えよう・・という感じです。

ピヤポンさん、こんばんは!
日帰りです、24時間掛けた・・・。
泊まらないので日帰りと言えるでしょう・・。
お寺もチョンブリーだったようです。


p_takさん、こんばんは!
ご心配いただきありがとうございました。
次男は無事帰宅しました。
学校到着時間は予想通り遅れて、夜中の2時を回っていましたが・・・。
日本の行政を非難されていますが、今のタイのアピシット首相もかなり同じようなことを言われていますね。
でも、私は、タイはみんなこんなものなので、タイの行政に関しては、一般人が非難できるものかな?と疑問です。
Posted by バットニャオ at 2011年03月26日 02:19
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