2012年03月17日
ヴー(「OVER」=オーバーの略語「VER」)
タイにいると、一部の反愛国に気が狂った、俗に言う「スアデーン(赤服派)」を除いて、タイ人のほとんどが、異常なくらいプミポン国王を敬愛していることに気がつくだろう。
そのほぼすべてのタイ人が敬愛するプミポン国王の信条として、国民に提言している「生き方」が「セタキット•ポー•ピヤン(足るを知る生活)」である。
我が家の次男の性格はまさにその通りで、例えば、学校に持って行くお小遣いも、上の二人は一日80バーツなのだが、自分は70バーツで文句を言わないどころか、持っていると使ってしまうからと言い、往復のバス代の30バーツしか持って行かないのが普通である。
お昼は、お弁当を用意するのだが、それでも暑いから喉が渇いたり、食後や休み時間にお菓子でも食べたくなったら•••という母の心配をよそに、相変わらず必要なだけしか持ち歩かない子である。
それ以外にも、お腹が空けばご飯を食べ、腹が膨れれば、いくら自分の好物があったとしても、それ以上無理に食べる気もない。
まさに「足るを知る」タイプなのだ。
ところが、長女はその全く反対で、国王を敬愛しているのは同じだが、その欲望はまさに際限なし、「足る」という言葉のかけらも見当たらない。
我が家では、この長女のことを話題にするときに、よく「ヴー(OVERの略語のVER)」と悪口を言っている。
つまり、何事に置いても、身の程知らずなくらいに度を越しているのである。
つい最近、次男の使っていた一番安い「今どき白黒画面」の携帯が壊れた。
もともと、次男は別に携帯を欲しがったわけではなく、中学生になり、学校が家から30キロメートルと遠くなったので、いざと言うときの連絡用に持たせただけのことだった。
そんな次男の携帯には、普段はほとんど電話代が入っていない。
もっぱら受信専用と友達の電話番号を記録してあるだけの携帯で、学校の友達との連絡は家の電話で掛けるというような次男である。
ところが、長女は正反対。
小学生の頃から、友達が持っていた携帯を羨んで、欲しがっていたのだが、あいにく学校が近かったし、親の送り迎えだったので買って貰えなかった。
そして、中学生になり、学校が遠くなったのを理由に、「携帯が欲しい!」という猛攻で、入学後すぐに念願のスライド式携帯をゲット。
ところが、それから一年もすると、また最新型の別の機種が欲しくなった。
しかし、我が家で一番の国王敬愛者の父親が、そんな贅沢な我が儘を聞く訳がない。
それでも、「欲しい!」と思い込んだ物欲が止められない長女は、考えに考えて、今の携帯を中古で売って、それに自分の小遣いを足して、2台目を買おうと考えた。
ところが、長女が欲しい機種の置いてある店は、中古の買い取りをしていない。
そこで、長女が私に借金を申し込んで来た。
「もう一つの中古買い取りの店が今日しまっていたから、明日売ってお金を返すから、足りない分貸して欲しい。」と。
ここで、なぜ、明日まで待てないのかとも思うのだが、こういうとき私は、「子供には子供の考えがある」と納得していた。
こうして2台目を手に入れた長女は、その後3ヶ月もしないうちに、今度はWi-Fi機能のついたサムスンの携帯を見つけ、それが欲しくなった。
もう、やはり3ヶ月前に買った携帯を中古として売ろうと思ったらしいが、いくら買ったばかりでも、一度使えば中古は中古である。
自分の思っていた買い取り金額と折が付かず、売るのは諦め、とりあえず手持ちの金額ではもう買える訳がないので、私に前の借金も返していないのに、さらに借金をしたいと言って来た。
私は何だか、前のツケも払っていないのに、さらにツケをしようとする、よくいる我が家の客を連想させて、頭が痛くなったが、このWi-Fiが付いていれば、もう満足するからという言葉を信じて、また自分で親バカだと思いながらも、この3台目の携帯を購入させた、父親には内緒で•••。
そして、今回。
弟の携帯が壊れたのを好機!と思ったのか、最近、また気になっていたらしい、スライド式だか折り曲げ式だかの携帯を買う事になった。
「•••だか」というのには、訳がある。
長女がその携帯を購入する前日に、長女のあまりの「ヴー」さ加減に呆れた私は、その日以来、必要最低限以外、口をきいていないのだ。
その携帯を買った日、私は主人と次男三男を連れて、買い出しに行っていた。
その買い出しに出掛けたのをいい事に、父親のいないときに市内の携帯電話ショップに出掛けて買って来たらしい。
しかも、その前に何と、弟である次男に1500バーツの借金をして•••。
本当に長女の「ヴー」さ加減では、将来が思い遣られると長男と話した。
確かに、主人の言うように、一人娘を甘やかした私の責任なのか、それとも性格なのか。
私としては、自分で考えるようになって欲しいと思い、この先どういう行動を取るか、見守ってみるつもりなのだが。
でも、こういう大人は、主人の友達や、店の客にも多くいるので、後先考えず、借金をするタイ人的思考なのかも知れないという気もする。
もちろん、タイ人と一言に括ってしまうのは、カラー画面の携帯を一年も掛けて買うかどうか迷った挙げ句にやっと買ったというようなうちの主人や、物欲の少ない次男のようなタイ人もいるので、どうかとも思う。
しかし、私の見て来た多くのタイ人の場合、あまり先の事を考えていないな〜と感じることが、あまりにも多いので、つい括りたくなるのである。
ここ数年、ヤマハのFinoが爆発的に売れている。
最初、こんな高いオートバイはちょっとお金持ちの外国人とか営業主とかが買うのだと思っていたら、うちの末っ子が通う田舎の学校の送り迎えに、何台も並ぶようになった。
ちょっとした、田舎の中高校生もこれで登校するようになった。
この前まで、オンボロバイクに乗っていたのに。
多分、トヨタやいすゞのピックアップと同じで、一般の庶民が買えるように「頭金ゼロ」とか、月々500バーツからとか、そういう庶民の手の届くプロモーションを提供しているのだろう。
確かに、簡単に手には入るが、その後ローンの手数料も含め、長い目で見ればより多くの支払いが待っているのだ。
そうして、後先考えずに簡単に買ってしまって、すぐに支払いが出来ず、差し押さえになってしまった自動車は以前からタイでは当たり前の事だったが、この先は、差し押さえのオートバイも増えて来そうである。
それもこれも、敬愛する国王陛下の生き方が真似出来ない、タイ人の「ヴー」な性格が招く結果なのである。
あまり物欲のない次男
タイ田舎生活の日常を描いた、姉妹ブログ『イサーンに埋没中』も併せてお楽しみください。
より深い日常タイ語への理解のために・・・ランキングに参加しています。
そのほぼすべてのタイ人が敬愛するプミポン国王の信条として、国民に提言している「生き方」が「セタキット•ポー•ピヤン(足るを知る生活)」である。
我が家の次男の性格はまさにその通りで、例えば、学校に持って行くお小遣いも、上の二人は一日80バーツなのだが、自分は70バーツで文句を言わないどころか、持っていると使ってしまうからと言い、往復のバス代の30バーツしか持って行かないのが普通である。
お昼は、お弁当を用意するのだが、それでも暑いから喉が渇いたり、食後や休み時間にお菓子でも食べたくなったら•••という母の心配をよそに、相変わらず必要なだけしか持ち歩かない子である。
それ以外にも、お腹が空けばご飯を食べ、腹が膨れれば、いくら自分の好物があったとしても、それ以上無理に食べる気もない。
まさに「足るを知る」タイプなのだ。
ところが、長女はその全く反対で、国王を敬愛しているのは同じだが、その欲望はまさに際限なし、「足る」という言葉のかけらも見当たらない。
我が家では、この長女のことを話題にするときに、よく「ヴー(OVERの略語のVER)」と悪口を言っている。
つまり、何事に置いても、身の程知らずなくらいに度を越しているのである。
つい最近、次男の使っていた一番安い「今どき白黒画面」の携帯が壊れた。
もともと、次男は別に携帯を欲しがったわけではなく、中学生になり、学校が家から30キロメートルと遠くなったので、いざと言うときの連絡用に持たせただけのことだった。
そんな次男の携帯には、普段はほとんど電話代が入っていない。
もっぱら受信専用と友達の電話番号を記録してあるだけの携帯で、学校の友達との連絡は家の電話で掛けるというような次男である。
ところが、長女は正反対。
小学生の頃から、友達が持っていた携帯を羨んで、欲しがっていたのだが、あいにく学校が近かったし、親の送り迎えだったので買って貰えなかった。
そして、中学生になり、学校が遠くなったのを理由に、「携帯が欲しい!」という猛攻で、入学後すぐに念願のスライド式携帯をゲット。
ところが、それから一年もすると、また最新型の別の機種が欲しくなった。
しかし、我が家で一番の国王敬愛者の父親が、そんな贅沢な我が儘を聞く訳がない。
それでも、「欲しい!」と思い込んだ物欲が止められない長女は、考えに考えて、今の携帯を中古で売って、それに自分の小遣いを足して、2台目を買おうと考えた。
ところが、長女が欲しい機種の置いてある店は、中古の買い取りをしていない。
そこで、長女が私に借金を申し込んで来た。
「もう一つの中古買い取りの店が今日しまっていたから、明日売ってお金を返すから、足りない分貸して欲しい。」と。
ここで、なぜ、明日まで待てないのかとも思うのだが、こういうとき私は、「子供には子供の考えがある」と納得していた。
こうして2台目を手に入れた長女は、その後3ヶ月もしないうちに、今度はWi-Fi機能のついたサムスンの携帯を見つけ、それが欲しくなった。
もう、やはり3ヶ月前に買った携帯を中古として売ろうと思ったらしいが、いくら買ったばかりでも、一度使えば中古は中古である。
自分の思っていた買い取り金額と折が付かず、売るのは諦め、とりあえず手持ちの金額ではもう買える訳がないので、私に前の借金も返していないのに、さらに借金をしたいと言って来た。
私は何だか、前のツケも払っていないのに、さらにツケをしようとする、よくいる我が家の客を連想させて、頭が痛くなったが、このWi-Fiが付いていれば、もう満足するからという言葉を信じて、また自分で親バカだと思いながらも、この3台目の携帯を購入させた、父親には内緒で•••。
そして、今回。
弟の携帯が壊れたのを好機!と思ったのか、最近、また気になっていたらしい、スライド式だか折り曲げ式だかの携帯を買う事になった。
「•••だか」というのには、訳がある。
長女がその携帯を購入する前日に、長女のあまりの「ヴー」さ加減に呆れた私は、その日以来、必要最低限以外、口をきいていないのだ。
その携帯を買った日、私は主人と次男三男を連れて、買い出しに行っていた。
その買い出しに出掛けたのをいい事に、父親のいないときに市内の携帯電話ショップに出掛けて買って来たらしい。
しかも、その前に何と、弟である次男に1500バーツの借金をして•••。
本当に長女の「ヴー」さ加減では、将来が思い遣られると長男と話した。
確かに、主人の言うように、一人娘を甘やかした私の責任なのか、それとも性格なのか。
私としては、自分で考えるようになって欲しいと思い、この先どういう行動を取るか、見守ってみるつもりなのだが。
でも、こういう大人は、主人の友達や、店の客にも多くいるので、後先考えず、借金をするタイ人的思考なのかも知れないという気もする。
もちろん、タイ人と一言に括ってしまうのは、カラー画面の携帯を一年も掛けて買うかどうか迷った挙げ句にやっと買ったというようなうちの主人や、物欲の少ない次男のようなタイ人もいるので、どうかとも思う。
しかし、私の見て来た多くのタイ人の場合、あまり先の事を考えていないな〜と感じることが、あまりにも多いので、つい括りたくなるのである。
ここ数年、ヤマハのFinoが爆発的に売れている。
最初、こんな高いオートバイはちょっとお金持ちの外国人とか営業主とかが買うのだと思っていたら、うちの末っ子が通う田舎の学校の送り迎えに、何台も並ぶようになった。
ちょっとした、田舎の中高校生もこれで登校するようになった。
この前まで、オンボロバイクに乗っていたのに。
多分、トヨタやいすゞのピックアップと同じで、一般の庶民が買えるように「頭金ゼロ」とか、月々500バーツからとか、そういう庶民の手の届くプロモーションを提供しているのだろう。
確かに、簡単に手には入るが、その後ローンの手数料も含め、長い目で見ればより多くの支払いが待っているのだ。
そうして、後先考えずに簡単に買ってしまって、すぐに支払いが出来ず、差し押さえになってしまった自動車は以前からタイでは当たり前の事だったが、この先は、差し押さえのオートバイも増えて来そうである。
それもこれも、敬愛する国王陛下の生き方が真似出来ない、タイ人の「ヴー」な性格が招く結果なのである。
あまり物欲のない次男
タイ田舎生活の日常を描いた、姉妹ブログ『イサーンに埋没中』も併せてお楽しみください。
より深い日常タイ語への理解のために・・・ランキングに参加しています。
Posted by バットニャオ at 05:04│Comments(5)
│タイでの子育て
この記事へのコメント
後先を考えないで金使いする人は国民性でなく個々の人間性がなせる業でしょう。
ご承知の様に日本でも後先考えずローン(カードローン含め)を組んで地獄にはまり挙句に闇金に手を出し蟻地獄に嵌った状態の人が多いですよ。
ご承知の様に日本でも後先考えずローン(カードローン含め)を組んで地獄にはまり挙句に闇金に手を出し蟻地獄に嵌った状態の人が多いですよ。
Posted by 田上力下 at 2012年03月17日 10:00
まぁ、タイではあまりもその手の人が多すぎるというか、短絡的な人が多いですよね。たぶん、教育に問題ありとは思います。
しょうがないから、国王陛下に方向性を打ち出していただいたようにも見えますよね。
実際、ずるい事やって儲ける人がいて、正直者がバカ見てるような現状では、訓育も「焼け石に水」ってことでしょうか。
しかし、二男さん、うちの長男にそっくりです。そして長女さん、うちの長女にそっくり!
どぼちて、そう対極になるのでしょふか・・・
7歳と4歳ですから、教育のせいではなさそうです。はっきり言います。うちの長女は、メーにクリソツ!!携帯何個買ったことか(怒)
さらに重ねと、「有難う」の心など全くない、「うまく立ち回った方が勝ち」的な発想など、カラーコピーじゃなかろうか? はー、はー(汗)
取り乱しました、失礼。
しょうがないから、国王陛下に方向性を打ち出していただいたようにも見えますよね。
実際、ずるい事やって儲ける人がいて、正直者がバカ見てるような現状では、訓育も「焼け石に水」ってことでしょうか。
しかし、二男さん、うちの長男にそっくりです。そして長女さん、うちの長女にそっくり!
どぼちて、そう対極になるのでしょふか・・・
7歳と4歳ですから、教育のせいではなさそうです。はっきり言います。うちの長女は、メーにクリソツ!!携帯何個買ったことか(怒)
さらに重ねと、「有難う」の心など全くない、「うまく立ち回った方が勝ち」的な発想など、カラーコピーじゃなかろうか? はー、はー(汗)
取り乱しました、失礼。
Posted by muga at 2012年03月18日 21:07
昔、まわりのおばさんたちが井戸端会議で喋っていたことを思い出します:娘ってのは、本当に親からむしり取ることばっかり考えているんだから、って。みんな、そう言ってました。小学校の1~2年生の頃だったけど、よく覚えています。
すみません、パットニャオ様が「タイはこうだ」とお書きになると、必ず「昔の日本も同じだった」と混ぜっ返すようなことを申し上げる自分に気がつきます。歳に免じて許してください。
以前から注目している次男の方、冴えたところが際立ちます。1500バーツが返ってくるかどうか、続報を楽しみにしています。
すみません、パットニャオ様が「タイはこうだ」とお書きになると、必ず「昔の日本も同じだった」と混ぜっ返すようなことを申し上げる自分に気がつきます。歳に免じて許してください。
以前から注目している次男の方、冴えたところが際立ちます。1500バーツが返ってくるかどうか、続報を楽しみにしています。
Posted by p_tak at 2012年03月18日 21:59
ウチの娘にVER素質が見え隠れ・・・。
女の子はおねだり上手で 私の知らないところで
お小遣いをせびっていたり、渡せばきっちり使いこむし。同じ兄妹でも 男女で違うんですね。
今時白黒画面 ついこの前まで使ってましたー!でも着信しかしない私のライフスタイルには合っていて 買いかえた今でも アレが良かったなんて思ってますよー。
女の子はおねだり上手で 私の知らないところで
お小遣いをせびっていたり、渡せばきっちり使いこむし。同じ兄妹でも 男女で違うんですね。
今時白黒画面 ついこの前まで使ってましたー!でも着信しかしない私のライフスタイルには合っていて 買いかえた今でも アレが良かったなんて思ってますよー。
Posted by maki at 2012年03月24日 00:26
田上力下さん、こんばんは!
そうでしょうね、私も日本でもローン地獄とか、自己破産などという言葉があるのは分かりますから、そういう人もいるのだとは思います。
まあ、日本では世間知らずな私なので、たまたまそういう人に知り合わなかったのが、「日本人はこういう人間はあまりいない」と思わせるのでしょう。
私が、タイで付き合うレベルと、日本で付き合うレベルの人間の問題かも知れません。
muga さん、こんばんは!
そうなのでしょうね。教育というか、世間の許容範囲が甘すぎて、日本だったら、世間様に申し訳ないとか、合わせる顔が無いとかで、何か巨大な世間に遠慮しているような感じがありますが、タイでは、他人は他人、あまり気にしないような感じで、好き勝手やっている気がします。警察も当てにならないし。
p_tak さん、本当におっしゃる通りですね。
そう言われて、自分も含めて「ああ、娘は親からむしり取って大きくなるのだから仕方ないか」と思えるようになりました。
これで、少し娘に大して寛大になれました。
p_tak さんの言われるのはよく分かります。
うちの父も生前よく「タイは50年前の日本と同じだなあ」と言っていましたから。
日本だって、昔は犬や猫を捕まえて食べてた人がいたんだとか。
なので、p_tak さんのコメントはとても参考になります。
maki さん、こんばんは!
そうですね、でも男女でこう違うかというとそうも言えず。末っ子のミックは長女そっくりで、持っていればいるだけ使い込む。お店に入れば、目につくものを次々とねだり、買えるまで帰らないので、最近は、皆つれて行きたがらなくなりました。
しかも、幼稚園に来るバイクアイス売りのおじいちゃんが、ミックがうちの店の子供だと知っているため、そのおじいちゃんに「5バーツしか持ってないから、あとでお母さんから貰ってね。」と、ツケで高い25バーツのコーンアイスを買おうとした強者です。
幼稚園時代から、ツケをするなんて。先が思い遣られますよね。
そうでしょうね、私も日本でもローン地獄とか、自己破産などという言葉があるのは分かりますから、そういう人もいるのだとは思います。
まあ、日本では世間知らずな私なので、たまたまそういう人に知り合わなかったのが、「日本人はこういう人間はあまりいない」と思わせるのでしょう。
私が、タイで付き合うレベルと、日本で付き合うレベルの人間の問題かも知れません。
muga さん、こんばんは!
そうなのでしょうね。教育というか、世間の許容範囲が甘すぎて、日本だったら、世間様に申し訳ないとか、合わせる顔が無いとかで、何か巨大な世間に遠慮しているような感じがありますが、タイでは、他人は他人、あまり気にしないような感じで、好き勝手やっている気がします。警察も当てにならないし。
p_tak さん、本当におっしゃる通りですね。
そう言われて、自分も含めて「ああ、娘は親からむしり取って大きくなるのだから仕方ないか」と思えるようになりました。
これで、少し娘に大して寛大になれました。
p_tak さんの言われるのはよく分かります。
うちの父も生前よく「タイは50年前の日本と同じだなあ」と言っていましたから。
日本だって、昔は犬や猫を捕まえて食べてた人がいたんだとか。
なので、p_tak さんのコメントはとても参考になります。
maki さん、こんばんは!
そうですね、でも男女でこう違うかというとそうも言えず。末っ子のミックは長女そっくりで、持っていればいるだけ使い込む。お店に入れば、目につくものを次々とねだり、買えるまで帰らないので、最近は、皆つれて行きたがらなくなりました。
しかも、幼稚園に来るバイクアイス売りのおじいちゃんが、ミックがうちの店の子供だと知っているため、そのおじいちゃんに「5バーツしか持ってないから、あとでお母さんから貰ってね。」と、ツケで高い25バーツのコーンアイスを買おうとした強者です。
幼稚園時代から、ツケをするなんて。先が思い遣られますよね。
Posted by バットニャオ at 2012年03月31日 04:19